2017.03.18
体験談

現役キャバ嬢が付き合おうと思った人とは?ぽんずさんがキャバクラで出会った素敵な人たち

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
体験談 体験談

今回はぽんずさんにお話を伺いました。
現在はお子さんも出産されたママさんとの事ですが、キャバ嬢時代の素敵な思い出をお話してくださいました!

付き合おうかな?と思ったお客さん達の話

lgf01a201402281100
◎ぽんずさんのプロフィール
①当時の時給と月給 : 時給2500円、月給30万円
②働いていたエリア : 葛飾区(金町→新小岩)
③キャバクラで働こうと思った動機 : 若いころ創作活動をしていて、短時間で稼げる仕事を探していました。
 アルバイト雑誌で近所のキャバクラの求人を見つけたので、ダメ元で応募してみたのがきっかけです。

毎日何人もの男性と出会える、それがキャバ嬢として仕事をしている特権と言えます。

いわば、毎日が合コンか婚活パーティーってところでしょうか。

とはいえ、私の3年間のキャバ嬢人生の中でお客さんと付き合った数は、なんと0人!

何人かは「付き合ってもいいかなぁ」と思えた人はいたのですが、どうして付き合わなかったのかを踏まえてまとめてみました。

《1番》 地元のイケメン「ミッチー」

masterdesigner©masterdesigner

キャバ嬢として働き始めて3か月後くらいに出会った、とってもカッコいい2歳年上の男の子でした。

芸能人でいうと、市原隼人さんみたいな少しやんちゃな雰囲気で、顔も目がきりっとしたイケメン。

ガテン系の仕事を頑張っており、その年齢にしてはお給料もかなり良い方でした。

会うのはいつも友達と一緒

ミッチーはいつも、グレイのTERUの髪型と歌い方をマネしている通称「パーマ」くんと、ガレッジセールのゴリさんに似ている「マコト」さんなど、地元の幼なじみと3~4人で来店。

友達キャバ嬢の「ナオミ」がパーマくんにベタ惚れだったため、私と数人のキャバ嬢仲間を誘ってみんなで居酒屋へ行ったりしていました。

…なぜいつも居酒屋、友達が一緒だったかというと、パーマ君はお店ではナオミではなく、別のベテランキャバ嬢を指名しており、当然そのベテランさんを狙っていたのです。

私の友達のナオミは、何回も何回もパーマさんに振られていたのでした。(せつない;)

でも、パーマさんは「一緒に飲みに行くくらいだったらぜんぜんOK」というスタンス。

自分の幼なじみを連れてくるから、今度飲みに行くときはナオミにも友達を何人か連れて来てという感じで、私と数人がこの地元の若者たちとよく飲みにいく仲になっていました。

少し親密な仲に…

年齢が近いイケメン君だったため、友達付き合いが続いていましたが、ときどき二人で電話で話すくらいまで親しくなった時は「付き合えないかなぁ~」と、ちょっと期待しました。

…しかし、結果付き合うことはできませんでした。

ミッチーの本性にガッカリ

付き合わな方のは何故かというと、ミッチーはシラフの時は「無口でシャイなイケメン」という印象なのですが、ちょっとお酒を飲みすぎると、クドイ性格に変わるのです。

よくいますよね?お酒が入ると口が悪くなる人。

親しくなるにつれ、やたらとこちらのあげ足をとってくるというか、わざと怒らせようとしてるのかな?って思うような事を言ってくるようになりました。

無口でシャイだと思っていたけど、実は粘着質でむっつりスケベだった…といったところでしょうか。

疎遠からの自然消滅…

カッコよかったんだけどなぁ。
なんとなく私からは連絡をしなくなり、付き合うことなく自然消滅しました。

お酒が入ると人ってだいたい本性が出ます。

出逢いは多いけど、男の本性を嫌でも見てしまう、キャバ嬢の宿命。

キャバクラじゃなくて違う場所で出会っていたら、もしかして付き合っていたかもしれないですけど…それもいいんだか、悪いんだか。

《2番》 優しいサラリーマン「よっち」

Ivan McClellan Photography©Ivan-McClellan-Photography

よっちはいつもフリーで来店。
キッチリしたスーツ姿でとってもさわやかな7~8歳年上の男性で、同僚のサラリーマンさんといつも2人で来店していました。

同僚の人はいつも私の友達キャバ嬢の「カエデ」を指名。

自然とカエデの友達である私とよっちが、日曜日に4人で店外デートをするようになりました。

4人でお出かけが定番に

行くのはいつも「富●急ハイ▲ンド」や映画館など、まるで中学生や高校生が行くようなレジャー施設。
健全なお付き合いでしたね~。

会うのはいつもカエデと、同僚の人と4人。(カエデは彼氏がいたため、この同僚の人と会うのは完璧に営業)。

私もまだ20歳くらいのオクテでがっつく方ではなかったし、よっちは相手に合わせるタイプ。

時々携帯メールに連絡をくれましたが、あまり強引に「付き合って」とか「遊びに行こう」ということは言ってきませんでした。

こうゆうところが年上男性という感じで、私に安心感を与えていました。

弱い所を見せたくなかった…

ある日東京郊外に遊びに行った帰り、私は車に酔ってしまい、よっちが一生懸命介抱してくれたことがありました。

背中をさすってくれたり、本当に優しくて、これは本当に付き合うかもしれない、と思いました。
でも付き合わないで終わった。

あの時の私は見栄っ張りで、弱いところを見せてしまったという恥ずかしさから、次のデートを断ってしまったのです。

大好きなのに指名してくれない

あと、実は私の心の中に、一度よっちにお店に来た時に私を指名し欲しいな、というのがあったんです。

そう、よっちはお店に来ても私を指名することがなかったんです。いつもフリー。

「1回でいいから、指名してよ」
とお願いというか、軽くつっついたことがあったんですが、

「指名ってあんまりしたくない。」
という答えだったんですね。(なんでだろ???)

「だって、指名しなくても待ってれば来てくれるから」
と言っていた気もします。

…ときどき、こういうお客さんがいます。

仲良くなるのに、付き合って欲しいとも言うのに、どうしてか「指名」をしないお客さん。

プライドなのか、指名料を払いたくないのか、それとも、もしかしたら誰にでも「付き合って」と言っていて、本当は誰でもいいのか。それともほかに本命がいるのか。

考えても仕方ない。
一回でいいからと言っても指名しないポリシーを持ってるっていうのもまた面倒くさいものです。

友達の退店で疎遠に…

まもなくしてカエデが退店したこともあり、同僚の方がお店に来ることもなくなったため、その後よっちとはだんだん疎遠になってしまいました。

やっぱりどこかに本命がいたのかも。
会社の人とか、地元の同級生とか。

今思うとたぶんそうだったんですよね。
考えすぎかな?

もしも出会ったのがキャバクラじゃなかったら、付き合っていたかなぁ。

《3番》 一途な沖縄県民「ヨナさん」

gf01a201503290000
ヨナさんは5~6人の団体でフリーで来店したときが初対面でした。

延長はせず、40分で帰ったのでほとんど覚えていなかった人だったんですが、1週間後に1人で来店、指名されました。

唐突すぎる指名での出会い

「俺のこと覚えてる?覚えてないな!うん。わかるわかる。だって君、俺についたわけじゃないし」

どなたでしたっけ??といった私の反応に対し、ヨナさんは気にしないで大丈夫、という感じでそう言いました。

…本当に全く覚えていませんでした。

営業もせず、それどころか一緒に来た友達の隣に座って話もしなかった私を指名するって。

指名もらうの、本当はけっこう苦労するところなんですが…笑

なぜだかわからないけど、私のことを気に入ったらしい。

よくわからないけど指名客が増えてラッキー!ありがとう、ヨナさんとやら!というのが第一印象でした。

訛りは強いが良いお客さん

ヨナさんは、沖縄出身の28歳。

青森出身の私がいうのもなんですが、かなり強い沖縄訛りがあり、時々何を言っているかわからない時がありました。

でも、あまり何回も聞き返すと気分を悪くするかなと思ったので、悪いとは思っていましたが、わからなくても「うん、うん」と、テキトーに相槌を打っていました。

ヨナさんは訛っていて何を言っているかわからなかったですが、典型的ないいお客さんでした。

★ヨナさんの良かったポイント★
1、一度来店すると最低2回は延長する。
 気分が良ければオープンラストもしばしば。

2、ボトル(焼酎)を入れてくれる。
 そしてその焼酎は大体その日に飲み切る(しかし帰るときはベロベロ。
 
さらに言っていることがわからなくなる)、もちろん私のドリンクや食べたい物も常識の範囲内なら頼んでOK。

3、こちらの営業電話の有無は関係なく、コンスタントに来てくれる(つまり営業電話の必要がない)。

4、しゃべるのが好きなので、私がしゃべらなくても沈黙にならない。

5、付き合って欲しいとか、面倒なことを言わない。
 酔って体を触るとか、下ネタを言ってふざけることもめったにない。
 あっても全く不愉快にならないかわいらしいもの。

今思えば、私に嫌われないようにとか思っていたのでしょうか。

申し訳ないけど、この上なく【都合のいいお客さん】でした。

男性がみんな同じに見える時期に突入

ヨナさんに出会ったころ私は入店1年目くらいで、お客さんのあしらいはかなり上手くなっていました。

毎晩毎晩、通算何百人ものよっぱらいを相手にし、何十人かには好意的に思われるもほとんどのお客さんは20歳以上年上のオジサマや893さん、キャバクラで借金をこさえている目の焦点がおかしげなお方など。

私の男の人を見る目は、かなり偏っていたかもしれません。

どこがフツーなのか、分からなくなっていました。

麻痺していると言っていいかもしれません。もう、誰を見ても同じに見えていました。

男性スタッフが私たちに接客の指導をするとき

「お客さんの顔がお金に見えてきたら、プロになったということだよ」

と言っていましたが、私もそのときプロになっていたのかもしれません。
お客さんのことをいつも冷静に見ていました。

群を抜いて良いお客さん

ヨナさんはときどき韓国人やフィリピン人が接客するお店にも行くと言っていたし、私を指名するのは自分と同じ「地方出身」という理由から?程度に思っていました。

それから、ヨナさんはお店の他のキャバ嬢からも好感を持たれるタイプのお客さんでした。

年齢もまぁまぁ近く、顔は濃いけど細マッチョ。

性格も穏やかでしつこくないし、なぜかずっと私を指名するという「キャバクラでのマナー」をよく理解していて、女性が嫌がることは絶対にしない。

男性スタッフへの対応も腰が低く、裏表がないのがよくわかる。

どうして私を指名して、何時間も延長するのかよくわかりませんでしたが、まぁ、お酒飲むのとしゃべるのが好きなんだろうとしか思っていませんでした。

そして、ヨナさんは一度も「付き合って」とか、「この後どこか行こう」とか、「休みの日に遊びに行こう」などという事は言いませんでした。

やっぱり、純粋にお酒だけ飲みに来ていたのかもしれない。楽なお客さん!

ヨナさんがお店に来ると、「やったー、休める♪」とさえ思っていました。

よく喋る方なので、私は「ふぅ~ん」と適当に相槌をうっては

「ふぅ~んじゃねぇよ、ちゃんと聞いてんのかよ」なんて軽く怒られていた程です。

タイミングを感じた?突然の誘い

でも、私が24歳になる手前のとき。

ヨナさんが来店してからもう3年目を迎え、私はそろそろ真っ当な昼の仕事に専念し、水商売から足を洗おうかなと思い始めました。

そんな私の人生の転機を察したのか、ヨナさんは私に突然言いました。

「なぁ、君…沖縄に来ないか?」
いつもの感じのテキトーな会話の中で、本当に突然だったので

「へぇ?!」
と、あっけにとられた顔を私がしたものだから、ヨナさんは

「んー、でも、君はだめだな、青森育ちだから、沖縄は暑くて死ぬな!…だめだだめだ!」
と言って、その話はそこで終わりました。

あまりに突然だったし、普段遊びに行こうとも食事に行こうとも言わない人がそんなことを言ったものだから、当たり前にびっくりでした。

「沖縄に来ないか?」

と言われると、旅行に行こうという意味ではなさそうだし、もしかしたら「付き合おう」を通り越した誘いだったの<かもしれません。
でも、昼の仕事でこれから頑張っていこうと決心していた当時の私には、「うん」という返事はしがたい質問でした。

引退からの別れ…

それから間もなく、私は24歳でキャバ嬢を引退。

ケジメを付けるためにも、退店後はお客さんとは一切連絡を取りませんでした。

ヨナさんに一度、
「君は子供産んだら太るな、絶対。そんな体してる」

と、言われ、本気で激怒した記憶があります。

珍しくセクハラ発言だな、と思ったりもしましたが、現在子どもを一人産んだ私は、キャバ嬢だったころから体重は2倍近くになってしまいました。

ヨナさんは私をよくわかっていたと思います。

あのとき(ありえないですが)、ヨナさんと一緒に沖縄へ行き、結婚とかしていたらどうなっていたのでしょうか。

ヨナさんが今、お幸せでいらっしゃることを祈っています。

Pickup
おすすめの記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加