キャバクラで《ストーカーになるタイプのお客様の特徴》とは?見抜いて防止しよう!


キャバ嬢というお仕事をしていると、ストーカー被害(またはそれに近しいもの)はなかなか避けては通れません。
女性という魅力を売りにする商売である為仕方ない事とも言えますが、それでもできる限り避けて通りたいというのが皆さんの共通見解でしょう。
そこで、今回はストーカーになりやすいお客様のタイプを紹介します。
目次
こんなお客様には注意!ストーカーになりやすいタイプ

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中には例外もありますが、「比較的ストーカーになりやすい人」はわかりやすい特徴を持っている場合が多く、下記の様なタイプの人により注意を払っていけば、かなりの確率でストーカー被害を避ける事が出来ます。
返事をしていないのにどんどん連絡が来る
現在はメールよりLINEでのやりとりがメインとなり、「既読」機能がある為に「読んでいるのにどうして返事をくれないの?」と、こちらの反応を見てより追求して来る連投メッセージが増えたのではないでしょうか。
お客様からすると、読んでもらえたのか読んでもらえていないのか、キャバ嬢の反応がわからなかったメール時代より「読んだ」というキャバ嬢の反応を自動的に受け取る事ができる様になった為、より執着心が湧き、返事を待つ時間が長く感じ、返事がない事に次第と怒りが湧いて来る心理状態が伺えます。
しかし、普通の人であれば
「忙しいのだろう」
「予定を確認しているのだろう」
「他のお客さんと同伴かな?」
「気が向いかた返事してくれるだろう」
などと、あまり深く考えず返事の事など頭から離れてしまうでしょう。
忘れた頃にやってきたあなたの返事に喜んでくれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ストーカー気質のある男性の場合は
「今既読がついた!」
「返事はすぐに来るだろう」
「5分たったぞ、なぜ来ない?」
「なにをしているんだ?読んだのになぜ返事をしない」
「男か!?男といるんだろう!」
「仕事だからって俺をないがしろにするなんて許さないぞ」
「返事が来るまで何度でも送ってやる」
「男との仲を邪魔してやる」
などといった感情変化が起こっていく傾向にあります。
連投されると読むのも嫌になってつい読み飛ばしてしまうかもしれませんが、その内容にはストーカー行為につながるヒントが隠されているかもしれません。
面倒でも注視しておきましょう。
※「終わるの待ってるよ」「今日は12時上がりだよね?」などは、店の近くで待ち伏せしているのを示唆している可能性がある、など
この様なことがあった場合は念のためお店に伝えておきましょう。
カード払いから現金払いになった

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あなたにお金をかけすぎた為にクレジットカードの支払いが追いつかずストップしていまい、借金をしてまで会いに来ている可能性が非常に高いからです。
ここまできてしまうと、あなたが手に入らない場合逆上してストーカーに走ってしまう方が多いのです。
「○○ちゃんの欲しい物は何でも買ってあげよう」
「○○ちゃんが飲みたいお酒なら何でも頼んであげよう」
「こんなにしているんだから○○ちゃんは絶対に僕の事が好きなはずだ」
「こんなに笑って楽しそうにして笑顔を見せてくれる」
「僕のことを好きに違いない」
「なのに彼氏がいたなんて!」(目撃、または探偵に依頼など)
「僕は○○ちゃんの為に全財産を吹っ飛ばして借金までしているんだぞ!!」
「許せない、絶対金を回収してやる」
「あの女金のために俺を騙しやがって!!」
といった思考回路の様です。
愛は簡単に憎しみに変わります。
「今までかけた金全額返金しろ!」という攻撃型の付きまとい、ストーカーはこのタイプに当たります。
彼女いない歴=年齢
彼女が一度もできた事がない男性は、女性との付き合い方や恋愛に免疫がありません。
キャバ嬢ほどの美しい女性に口説かれて(もちろん営業ですが、彼らは当たり前に口説かれていると感じます)しまうとあっという間に本気になってしまいます。
おとなしいうちはいわゆる「簡単な客」でしかなく無害ですが、経験がない分傷つきやすく、ちょっとした事で思い詰めてストーカー化してしまいます。
彼女いない歴=年齢とわかった際には、過度な色恋営業は避けた方が良いでしょう。
指名被りで怒る

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システムなのだから当たり前ですね。
しかし、ストーカー化しやすいタイプの男性たちは指名被りすら許す事ができません。
自己中心的で独占欲と嫉妬心が非常に強く、自分がお金を払って会いに来ている彼女が他の男と笑って話している事に我慢が出来ず、怒り出します。
指名しているキャバ嬢は常に「自分だけの物だ」と思い込んでしまうタイプです。
この様なお客様はいくら説得しても無理な場合が多い為、どうしても収まらず毎回その調子であれば実害が出る前に出禁にしてもらうなど、お店側に対応してもらうと良いでしょう。
しかし、お店に入店できなくなると外で待ち伏せする可能性もある為、送りは必須です。
お店の前で出待ちする
出待ちは芸能人のファンにもある現象ですが、遠い存在の芸能人を間近で一目見たいという気持ちと、個人的に至近距離で話す事ができるキャバ嬢に対して行う出待ちでは話が違います。
自分の時間を割いて「待つ」事が苦にならないタイプは、思いが悪い方へ進行すると「付きまとい行為」をし始めるタイプです。
彼女が無事に家に帰るのを確認する為、と言ってお店を出てから自宅まで尾行し、家について電気をつけた瞬間に「おかえり、今日も無事に帰宅できたね」などと連絡してくる場合もあります。
彼らの思考は我々には理解できませんが、あなたを思うがあまり守っていると勘違いしている場合すらあるのです。
「あなたが害なのですが…」と言いたい所ですが、本人達がそれを自覚する事はありません。
プレゼントが多い

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普通のサラリーマンで役職者ですらないのに来る度に何かくれるなど、頻度や金額がおかしい場合は注意が必要です。
物をあげればキャバ嬢が自分の物になると勘違いしているタイプで、気に入ったキャバ嬢のためなら簡単に借金をしてしまいます。
このタイプは前述のカード払いから現金払いになったお客様とかなり似ており、最終的には怒りになり「金を返せ」と迫って来るので、あまりにも続く様であれば断る様に意識しましょう。
「毎回くれるより、誕生日とか特別な時にだけもらえれば十分。その方が特別感があるし、嬉しいな」
などと言って上手くかわしましょう。
結婚の話をよくする
もし君と結婚したら〜と言うお客様はたくさんいらっしゃいますが、注意すべきはその語り口調です。
「もし」や「だったら」と仮定の言葉が入っていれば、いわゆる普通のお客様が夢としてイメージを語っているに過ぎないでしょう。
しかし、「結婚するときは○○の教会が良いな、君に似合うと思うんだ」
「結婚した後は一緒に住みたいよね」
など、あたかも結婚することが当たり前の様に語って来る場合は注意が必要です。
このタイプは妄想が激しく、あなたの事をすでに彼女だと思っている可能性すらあります。
思い込みが激しいこのタイプは自分の信じていた現実が実は違ったと言うことに気がつくと、発狂する事があるのです。
「君は僕のことを優しくて素敵と言ったじゃないか!あの瞬間から僕たちは心が通じ合って恋人になっただろう!?」などと言い始めるのです。
到底理解できない持論を展開するので、思い込みを防ぐ事は正直無理と言っても過言ではないでしょう。
その為、この様なタイプのお客様に対しては、結婚の話が出た時には
「私実は結婚願望がないんだよね」
「○○さんはお兄ちゃんみたいだから、結婚って上手くイメージできないな」
など、少しずつ妄想を払拭していける様な発言を心がけると良いでしょう。
まとめ

©︎Foundry
色恋営業はキャバクラの世界では当たり前ものもとなっていますが、経験のない男性からすると心を乱されるかなりひどい事なのです。
キャバクラ慣れしていて、その疑似恋愛をきちんと疑似恋愛として楽しめるお客様は良いのですが、そうでないお客様に対してあまり行き過ぎるとストーカー被害につながってしまう恐れがあります。
上記の様な傾向はないか、よくお客様を観察し、適度な営業ができる良いキャバ嬢を目指してくださいね!