ガールズバーはキャバクラより楽?勤務形態と働くメリットデメリットまとめ


ガールズバーはカウンター越しの接客の為、キャバクラと違いお客様と同席する必要がありません。
ラフなイメージからか、キャバクラよりも楽な印象を持っている方が比較的多くいます。
そこで今回は、接客内容や方法をキャバクラとガールズバーで比較し、ガールズバーで働く際のメリットやデメリットをまとめていきたいと思います。
目次
ガールズバーの勤務形態ってどんなもの?

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ガールズバーの営業時間
キャバクラと接客法以外に大きく異なる点が営業時間です。
ガールズバーはキャバクラと違い「飲食店」という括りになる為、深夜営業も可能となり朝まで営業しているお店が殆どです。
(キャバクラやホストクラブなどは風営法上、深夜0時までしか営業できないといった決まりがあります。1時閉店のキャバクラが多いのはその為です。)
ガールズバーの接客方法
ガールズバーの特徴でもある接客方法は、お客様とカウンター越しに接客し、同席する事はありません。
また、法律上でも「飲食店」であるガールズバーは「接待」する事が禁止となっています。
接待とは同席やスキンシップなどが該当し、あくまで「飲食店」として「お酒の提供をする」事が前提とされています。
ガールズバーの出勤形態
主に自由シフト制を採用しているお店が多く、出勤時間、退勤時間等も自分で決める事が出来、キャバクラと比べると比較的自由に働く事が出来ます。
その為、学生や副業として働いている女の子も多く在籍しています。
ガールズバーのノルマ、指名制
基本的にガールズバーではノルマ、指名制は導入されていないお店が殆どです。
副業の子も多い事から、営業や同伴をせずに済むといった点からもキャバクラではなくガールズバーを選ぶ決め手になる場合もあるようです。
ガールズバーの給料や時給はどのくらい?

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その為、時給3,000円程~のキャバクラと比べると時給は低くなります。
接客時給と待機時給がある
また、求人には時給3,000円など高時給で記載されているお店に多く、「接客時給」と「待機時給」を分けているケースがあります。
接客=お客様に付いている時と、待機=お客様に付いていない時間とで時給額が変動する仕組みです。
高めな接客時給を記載し待機時給は1,000円程度といったような事も少なくなく、注意が必要です。
完全歩合制もある
繁華街のガールズバーに多く、キャッチをして捕まえたお客様の売上の30%~40%程が給料となる仕組みです。
基本時給は無い場合が多く、稼げる子は稼げますが、差が出やすい為、未経験や容姿にそれほど自信が無い場合は時給が多少低くとも基本時給が発生するお店で働く事をお勧めします。
異様に高い時給には注意
上記でも挙げたように、高すぎる時給には何かしらの仕組みがある為(待機時給、完全歩合、天引き多数、同席接客、など)ガールズバーの時給相場に合ったお店を選ぶようにしましょう。
一見時給が低いと感じる場合でも、何も引かれる事が無く、時給分+ドリンクバック分のお給料が確実に入るお店の方が実は稼げるという事があります。
ガールズバーで働く際のメリットデメリット

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ガールズバーで働くメリットとは?
- お客様の隣に座り接客しなくて良い
- 自分の都合に合わせ出勤できる
- 過度な露出をしなくても良い
- 営業、同伴の必要がない
キャバクラで働いていると誰もが体験するお触りなども、ガールズバーではカウンター越しの接客の為、殆どありません。
夜の世界が初めてという子やキャバクラの雰囲気が少し苦手という子がスタートし易い環境です。
自由シフト制のお店が多い為、出勤日、時間、自分の希望で出す事が出来る。
キャバクラのようなドレスを着なくても良い為、露出を控える事が出来ます。
お店のコンセプトによりますが、私服、Tシャツ(指定)、制服(貸与)、などの比較的カジュアルな格好で働く事が出来ます。
ノルマや指名制が無い事がほとんどの為、営業や同伴をする必要がありません。
ガールズバーで働くデメリット
- キャバクラに比べて時給が低い
- 立ちっぱなしの為、体力が必要
- 夜型の生活になりやすい
キャバクラと比べると時給が低く、大金を稼ぐことは難しいケースが多いと言えるでしょう。
お客様も「ガールズバー=キャバクラより安く遊べる場所」という認識で来店される方が多く、使う金額もそれ程高額にはなりません。
やはりボトルバックやドリンクバック、同伴、指名制などバックとして給料に反映される項目が多いキャバクラの方が稼ぎやすい環境であると言えます。
キャバクラは接客中ソファーに座り接客しますが、ガールズバーはカウンター越しに立って接客をします。
その為、営業時間中常に立ちっぱなしといった事もある為、ある程度の体力が必要となってきます。
朝まで営業しているガールズバーが多い為、1時閉店の多いキャバクラよりも夜型の生活になりやすいと言えます。
掛け持ちの場合でも週末はラストまで働くと生活リズムも乱れやすく、体調管理や自己管理をしっかりとする必要があります。
まとめ
お客様の隣に座り接客をしない分、お触りや過度なスキンシップを取る必要が無く、一定の距離を保ち接客したい人にはガールズバーはオススメと言えます。
営業する事も無い為、楽にお小遣い稼ぎ程度の収入が希望であれば問題ありませんが、しっかりと稼ぎたい場合はやはりキャバクラで働く方が稼げるという事が分かりました。
また、ガールズバーにしてはあまりにも高すぎる時給を提示しているお店は待機時給が発生したり、天引きされる項目が多いなど必ず何かしらの条件が付いてくる為、しっかりと確認する事が必要です。
接客の楽さ加減で見るとガールズバーが楽と言えますが、その分時給は下がる為、自分の重視するポイントはどこなのかを把握した上でお店選びをする事をお勧めします。