知ってる?銀座の高級クラブとキャバクラ、ニュークラブの違いとは


銀座というと華やかな高級クラブや海外ブランドショップが多く、夜にはネオンが光り、街全体が高級感のある大人なイメージがあるかと思います。
昼間ももちろん賑わいますが、夜は特に人が集まり、夜専門のお店も沢山あります。
そんな銀座の夜の世界の特徴や、高級クラブとキャバクラ、ニュークラブとの違いなどをご紹介していきます。
ホステスとキャバ嬢の違い
©怕水的青蛙
銀座と言えば高級クラブをイメージする方も多いと思いますが、クラブで働いているのがホステスと呼ばれる方たちで、キャバ嬢とは働き方やお給料の仕組みなどが違います。
銀座にももちろんキャバクラはありますが、クラブを意識して少し落ち着いた高級感のある雰囲気のキャバクラが多くなっています。
銀座ではそのような高級感のあるキャバクラをニュークラブと呼んでいます。
キャバ嬢の働き方
①指名制
お客様がお気に入りの女の子を指名でき、途中で変更することも可能です。
一匹狼でも指名を取っていれば成績が上がり、成り上がることができます。
②時給
お給料は時給制で、店舗によりますがおよそ3,000円程度からスタートします。
有名店や面接基準が高いお店だと5,000〜8,000円、またはそれ以上もらえる場合もあります。
③各種バック
ドリンクバックや同伴バックがあり、お給料+バックで稼ぎます。
ナンバーワンや売れっ子クラスになると、バックの金額だけでも昼職の給料を超えることがザラです。
④衣装
衣装は貸出し可能なお店が多いですが、やはり自分に合ったものを自身で購入している子が多い印象です。
⑤ヘアメイク
ヘアセットは提携している美容院があるか、美容師を抱えておりセットができるお店が多いです。
ホステスの働き方
①係制度
クラブでは担当するホステスを「係」と言います。
キャバクラのように場内指名などの制度はなく、永久指名としてずっと同じホステスが係となります。
②ヘルプ
キャバクラと大きく違うのは、ヘルプの子でも一緒に席について連絡先を交換したり、同伴をすることができる所です。
永久指名の為お客様を飽きさせない様にみんなで囲むという意味もあり、気軽に声をかけることができます。
また女の子同士の「お客様を取った、取られた」という揉め事が発生しない為、人間関係もギスギスしません。
③日給
お給料は日給制をとっており、多くは日給3万円スタートが平均と言えるでしょう。
経験者など、自分のお客様をお店に呼べる場合はもちろん優遇されます。
キャバクラと違いバック制度がない為、チップやタクシー代が加算される程度となりますが、成績が上がればもちろん日給は上がります。
④衣装
クラブの衣装は自分で準備が基本です。
高級店の場合、何度も同じドレスを着る事をNGとしている事があります。
お給料が良い分、出費もかさんでしまうのが痛いところですね。
⑤ヘアセット
自分の好きな美容院に行ってセットします。
美容院セットが義務付けられている場合が多く、自分でセットしたことがバレてしまい、美容院に行くように言われてしまったという子もいました。
銀座高級クラブとニュークラブのお店形態
高級クラブ
銀座と言えば一番はじめに思い浮かべるかもしれませんが、その名の通り、店内は高級感がありお客様が支払う料金も高い金額のお店です。
高級クラブとされる目安が、椅子に座るセット料金が5万円以上のお店とされています。
- 多くのお店が「一見さんお断り」で紹介でのみ入店可能
- 営業時間はおよそ20時~24時、まれに1時頃まで開いているお店もある
- 土日祝日が定休日のお店が多い
- 接客時はお客様1人に対して必ず複数人で接客
- お客様のお連れ様(枝客)はその係が全員担当し、他のホステスを係につけることはできない。
ニュークラブ
ニュークラブはキャバクラと似通ったシステムになっており、内装やキャストは通常のキャバクラに比べ高級感のある落ち着いた雰囲気が多いです。
時間制のセット料金で係が付くことはなく、お客様の指名制となります。
高級クラブのような一見さんお断りなどの会員制ではないので、お客様はフリーで利用できます。
- 営業時間は19時、20時~1時頃までが多い
- 接客スタイルはお客様に一人に対し1対1の接客
- お客様のお連れ様はフリー客扱いとなり、別のキャストを指名することができる。
銀座で働くための採用基準
①年齢
年齢は18歳以上が大原則です。
銀座だけでなく、ほとんどの夜の世界が18歳以上ですので同じです。高校生は不可です。
②容姿
容姿はギャル系より清楚綺麗系がメインです。
銀座には数多くの高級クラブ、ニュークラブ、キャバクラなどがある為、カラーによってあるお店では評価されたのに、あるお店ではダメだった…という事も多々あります。
着物が似合うようなお淑やかな感じだったり、高身長のモデル体型だったり、ちょっとロリ系であったりと好みは様々ですので、自分にあったお店を見つけましょう。
③可能勤務日数
銀座に限らずと言えますが、やはりできる限り出勤できた方が良いでしょう。
週1出勤の子より、週4~5出勤の子の方がやはり面接的には有利と言えます。
④経験の有無
未経験でも問題ありません。
銀座だからこそ経験がないと働けなそうな敷居の高いイメージですが、実際経験値はそこまで問われません。
もちろん、自分のお客様を持っていれば武器になります。
⑤住んでいる場所
住む場所は銀座の近くが良いでしょう。
アフターや残業などでどうしてもタクシー率が高くなるため、負担額軽減のために近場に住んでいる女の子を進んで採用する傾向があります。
まとめ
ホステスとキャバ嬢では接客の仕方も違い、同じ夜の仕事でも全く別のもののように感じますね。
ホステスは団体競技でキャバ嬢は個人競技といったところでしょうか。
それぞれ向き不向きはありますので、自分に向いている方はどちらなのか、しっかり見極めて面接に挑みましょう!
また、一つの店舗でうまくいかなかったからと落ち込まず、どんどんトライする気持ちが大切です。
お店は選びきれないほどたくさんあります!
必ずあなたがイチバンになれるお店があるはずです。
めげずに素敵なお店とて会えるまで、頑張ってみてくださいね。