副業で夜のバイトはバレる?水商売は確定申告をしなくてもよい?


副業で夜のバイトをするとバレる?会社にばれないようにするには?確定申告はした方がよいのか?です。
若い世代の会社員の中には本業とは別に副業しているという人もたくさんいます。
女性で多いのは夜の仕事のアルバイトですね。
本業のお給料だけじゃ自分の欲しいものが満足に買えないし貯金もできない。。。その際に、副業のアルバイトで稼ぐのもアリですが会社にばれないようにしないとめんどくさいことになりますよね。
目次
女性が夜の仕事をする理由
20代30代の女性の平均年収が200万〜300万と言われています。
毎月の給料に満足している人は多くはないでしょう。
若い女性なら洋服やバッグ、くつなどあれこれ欲しいものがいっぱいありますよね。
他にも、美容院、エステ、化粧品など女子力が高ければ高いほど自分にかけるお金は膨れ上がってしまいます。
これでは本業でもらう給料では足りなくなるのも当然ですよね。
副業をする目的はそれ以外にも、目標があってそれに向けて貯金をしたいと考える人もいます。
そうなると多くの女性がアルバイトに選ぶのは夜の仕事になります。
OLなら会社が終わった後でバイトに行く人も多いということですが、職種を選ぶ時にキャバクラを選ぶ理由には
・自分のペースで働ける
・高収入が期待できる
・人脈が広がり出会いやキャリアアップの可能性がある
・さまざまなお客さんと接するのでコミュニケーション能力が高くなる
・女子力が上がる
などの点から女性は副業に夜のバイトを選ぶ方が多いです。
キャバクラで働くのは女性の特権とも言えますが、例えば退社後にファミレスやコンビニなどでバイトすることを考えると、水商売の方が短い時間で多くのお金を稼げます。
また、ファミレスやコンビニなどは時間の拘束もキツいしキャバクラと比べると自分のペースで働くのが難しかったりします。
会社を終えて何もせずに家でテレビを見ながらダラダラ過ごすより、自分の都合のいい時間に数時間アルバイトするだけでかなり充実した一日を送れるというのもメリットでしょう。
空いてる時間が多くあれば色々なことができると思いますが、人は中々休みの時間を有効に活用するのができなかったりします。
そこにアルバイトをしていると、時間の使い方にも工夫して、ダラダラ過ごしている時よりも色々なことができたりします。
夜の仕事は数時間働くだけで他のアルバイトとは比べものにならないぐらいの給料がもらえます。
効率よくお小遣いを稼いで、メリハリのある生活ができるのも夜のバイトの特徴です。
そしてキャバクラなどを副業にすると、さまざまなお客さんと接するので会話術や接客マナーなとが身につくというメリットもあります。
お金を稼ぎながらこれらを学べるというのはとてもいい機会になりますね。
そして夜の仕事ではたくさんの人に知り合うことができるというのも他の副業では得られない大きなメリットです。
普通のOL生活では出会う可能性がないような職業の人との繋がりができて人脈が広がるというのは将来の財産にもなりえます。
もしかしたらそこで運命の出会いがあるかもしれませんし!
また、自分を磨くことが好きな人は、夜のバイトをすることでさらに女子力を高めることができるという点も魅力です。
汗水垂らして女を忘れて肉体労働するなんて絶対にイヤという女性は、お気に入りのドレスを身に着けてネイルやメイクもバッチリしてお金を稼げる夜の仕事はおすすめになります。
しかも男性から見られる意識で、さらに美意識が高まって自分の魅力がアップしたり!
20代30代の若い女性が副業に夜の仕事を選ぶというのは理にかなっているメリットと言えるでしょう。
これらは特殊なジャンル以外では年齢的に限りがあるので、言ってみれば若い女性だけの特権になります。
会社に就職してから結婚するまで本業の他にアルバイトで稼ぎ、しっかり貯蓄するという手も将来に繋がります。
女性は結婚してしまうと夜のバイトをしようと思っても旦那さんに反対されてできなかったりする場合があります。
独身で自由に何でもできる時にがっつり稼いでしっかり貯めておくという方法は期間限定のおいしいやり方でもありますね。
しかし、いくらファミレスやコンビニなどのバイトに比べると割がいいとは言ってもデメリットもあるのを忘れてはいけません。
例えば、
・時給がいいバイトではあるけれど職業柄ファッションに気をつけないといけない
・最初に身に着けるものを揃えるのにお金がかかる
副業として働くので本業の会社を退社後に向かいます。
それから数時間仕事をするので家に帰るのは夜中になり翌日は睡眠不足は当たり前になります。
これは夜のバイトに限ったことではなく、ダブルワークをする人全てに当てはまるわけですが、睡眠不足で体調を崩すという可能性も考えられますし体力的にかなりキツいです。
ですのでこの点はバイトを始める前にしっかりと認識しておく必要があります。
これ以外に水商売特有のデメリットはお客さんにベタベタボディタッチされたりエッチな話に付き合わないといけなかったりします。
お酒が入った男性を相手にする職業ですので、ある程度我慢しないといけないところではありますが、慣れてうまくかわせるようになるまでは精神的に辛かったりします。
また、お礼のメールや誕生日のお祝いメールなど、こまめに営業をする必要もあり、プライベートな連絡先を教える必要があることも。
夜の仕事を副業でしたい場合は、これらのマイナスな面も頭に入れておきましょう。
会社にバレないようにするのには?
正社員として勤めている場合には会社の規定でアルバイトが禁止されていることもあります。
厳しい勤務先ならばれてしまってトラブルになる可能性もあります。
できればそんな状況は避けたいですよね。
副業として働く場合に、例えばファミレスなどなら人目に触れない洗い場といったところの仕事なら職場の人が食事をしに来て鉢合わせするなんていうことは避けることができますが、キャバクラの場合には鉢合わせする危険性は高かったりします。
ばれないように自分の会社がある場所から遠く離れたところのお店で働くという方法もありますが、それでもばれないかというのは絶対とは言えません。
またマイナンバーが導入されたことにより、それまでは勤務先にはわからなかった夜の仕事の収入がばれてしまうという心配がありますが、実はマイナンバーが直接副業ばれにつながることはないのです。
確定申告をするレベルくらい稼いだ場合によってはバレる可能性があります。
会社で従業員のマイナンバーを把握しているからといって、そこから個人の収入を調べたりすることはほぼありません。
ただ、やり方によってはバレる可能性があるということは頭においておく必要があります。
確定申告はすべき?
まずは確定申告とは、
「確定申告とは個人が、その年1月1日から12月31日までを課税期間として、その期間内の収入・支出、医療費や寄付、扶養家族状況などから所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること」
要するに、一年間で稼いだ金額を申告してください。
稼いだ利益の税金を払ってくださいってことになります。
本来は確定申告はしないといけませんが、ホステスさんで確定申告している人はそこまで多くありません。
ホステスさんの場合、お店から給料の約10%を源泉徴収されています。
この源泉徴収は、皆さんが納付すべき所得税を、お店が給料を渡す前に徴収し、その徴収した金額を皆さんの代わりにお店が納付するといった制度になっています。
なので、実は何もしていなくても、源泉徴収された金額分を納めていることになっています。
確定申告するとどうなるの?
人によりますが、具体的に
・所得税を払いすぎていれば還付され、不足していれば不足分を払う
・扶養に入っている方は扶養から外れる
・扶養の健康保険に入っている方は、自分で所得に応じた国民健康保険料を支払わなければならない
・住民税がかかる
所得があるならキャバ嬢でも確定申告をする義務があります。
それを前提での話しなのですが、バレるバレないの話で言うと普通のキャバ嬢さんだったら確定申告しなかったとしてもバレる可能性は限りなく低いです。
扶養に入っている方も、確定申告しない限り扶養から外れることはないです。
稼いでいるキャバ嬢さんはバレる可能性も?
例えば年収が2,000万円近いキャバ嬢は、お店に税務調査が入った際に、同時に調査対象となる可能性も出てきます。
税務調査に備えて領収書をちゃんと用意してくのをおすすめします。
税金は所得に対して課税されます
所得というのはざっくり言うと、売上から経費を差し引いた金額の事をいいます。
(給料-経費=所得)という認識で大丈夫です。
この所得が多ければ多いほど、納付すべき税金が増え、低ければ減っていきます。
所得を減らすのは、給料を減らすか経費を増やすかしかありません。
給料を減らすのは無理なので、経費をちゃんと証明できるようにしておくことが所得を減らすことに繋がるのです。
経費の例第
・仕事で使っている携帯代
・仕事上の飲食代
・交通費
・ドレスや洋服代
・ヘアメイク代
・エステ代
・美容院代
などがあります。
領収書や通帳などで支払いが証明できないと、経費として認められなくて、お給料の全額が所得になります。
だからといって恐がる必要はありません
だからといってそこまで恐がる必要はありません。
税務署はホステス個人の調査ではなく、店本体の調査が本命になります。
例えば、テレビに出て「最高月収は何千万です」とか言わなければ、最初から個人のキャバ嬢を狙い撃ちしてくるような事は、ほぼ通常はありません。
しかし、何かあったときのために、お給料が高い人は念のために領収書だけ集めておけばいざというときに役立つと思います。
調査が来てしまったら?
例えば、何の対策もしてない年収2,000万のキャバ嬢の人に、税務調査が入ったら厳しいものがあります。
所得税だけで約500万、住民税で約150万ぐらい納付しないといけません。
お店から徴収されているのは10%の200万だけです。
差額の450万も納付しなければなりません。
他にも予定納税っていう制度があり、450万納付後に、予定納税で150万ほど前倒しで納付しないといけません。
合計600万ものお金が無くなってしまいます。
仮に3年間キャバ嬢していて、3年とも年収2,000万だったら450万×3+予定納税になります。
延滞税などもあり、実際にはこれよりも多くなるでしょう。
払えないと資産の差し押さえや、給料差し押さえで八方塞がりになってしまいます。
個人の税金は自己破産で逃げられないのです。
領収書を用意していた人は、必ず税理士に相談してください。
調査の日は前もって通知が来るので、それまでに相談したほうがよいでしょう。
確定申告のやり方
会社員として働いていると、こういっためんどくさいことは会社が全てやってくれるのでピンとこないのですが、副業で得た収入は自分で確定申告しないといけません。
例えばキャバクラなどの場合には社員という形ではなく個人営業主という扱いになることが多くなります。
そこで得た収入の管理は全て自分ですることになりますので、ドレスやバッグなどの服飾品やバイトで必要な化粧品などを経費として確定申告できます。
昼間のお給料は勤務先でやってくれるのであくまでも副業の分だけです。
ファミレスやコンビニなどでそれほど稼いでいないなら必要ないですがキャバクラなどでは確実にオーバーしますので確定申告を行いましょう。
難しいかと思い勝ちですが、実際には税務署の職員がとても親切に教えてくれるのでわからないことは何でも聞いてみると意外と簡単にできてしまいます。
会社に夜の仕事がばれないようにするのには、ここでやり方を間違えないようしましょう。
確定申告された収入をもとに税金が決まるのですが、特別徴収の場合には副業で稼いだ分も会社でもらっている給料に加算されて住民税が勤務先に通知されるので、他の社員と比べて税金が多いということから怪しまれてしまうという可能性が出て来てしまいます。
なのでばれないようにするために、これを普通徴収にすれば回避できます。
特別徴収というのは確定した住民税が給料から天引きされる制度なのですが、これを普通徴収にすると住民税は給料から引かれずに納付書が自宅に送られてきます。
それを自分で払うことになるのです。
バイトをしていたらバイト先が税金なんかのことはやってくれていると思っていますが、これは必ず自分で行う必要があるので注意が必要です。
確実に副業がばれないようにするのは、確定申告の方法を税理士さんに相談することになります。
マイナンバー制度が導入されて、自分のホステスのバイトしていたことまでばれてしまうと思って心配している人もいるかもしれませんが、それらの情報は残らないので安心してください。
まとめ
年収1,000万以下の場合
保障はできませんが、本来は確定申告しなければいけないのですが、しなくて平気な場合がほとんどです。
確定申告しなければ、お昼の会社に副業がばれる事もないし、学生さんも親の扶養をはずれることはありません。
納税意識の高い方や心配な方は税理士にご相談の上、確定申告してくださいね。
年収2,000万円以上の場合
バレる可能性はそんなに高くありませんが、確定申告をしない場合は、領収書を取って置くようにしましょう。
領収書のすべてが経費として認められるわけではないのですが、少しは税金を納める額が減ります。
また、マンションや高級車はなるべく買わないようにしましょう。
あまり高い物を買っているとどこにそんなお金があるのかと税務署から声が掛かってしまいます。
例えば、いざマンションを買ったら税務調査が入り、過去の未納分の税金を請求されるケースもあります。
せっかく購入したマンションを売って、税金を払わないといけないのです。
拒否しても競売にかけら強制的に売却させられてしまいます。
税金の時効は通常5年で悪質な場合は7年前まで遡って請求されます。
キャバ嬢を辞めた後に請求が来る場合もあります。
結論として、稼いでいるキャバ嬢さんはなるべく確定申告を済ませておいた方が無難なので、やっておくことをおすすめします。